瓶具黒墨の映画はプログラムがオモシロイ!

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【映画館ニュース】艦隊を追って

前回に引き続き『艦隊を追って』

こちらは、京都宝塚劇場

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公開初日は日本劇場と同じですが、終わりは早く7日まで

カップリングは邦画『これは失禮』

表紙は『艦隊を追って』にも出演しているランドルフ・スコット

 

印 刷:記載無し 発 行:昭和11年7月1日

印刷人発行人編集人:京都宝塚劇場 高井武雄

印刷所:株式会社千傳社扱(この辺りの字が小さすぎて見えません)

発行所:京都宝塚劇場

サイズ:B6 三つ折り 6ページ

定 価:表示なし

 

1枚めくると、日焦げを防ぐレートクレーム

同じ商品なのに、日本劇場版とモデルも文句も違います

でも基本路線「焦げを防ぎ美肌を作るマスコット」は同じ

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次会上映の『薔薇はなぜ紅い』の下に主題歌広

8曲載せられていますが、アステアの6曲だけでハリエットの2曲は無し!
代わりは『初恋日記』という突然のチョイス

こちらの番号は数字で5桁になっています

左⇒右に書くのは、この数字があるから?

上は右から読んでて、下は左から

当時のヒトは、こんなもんって感覚なのかしら

 

完全に開くと2本の説明

この系統、見つけ始めの頃は戦前のこんな紙モノが残ってるなんてスゴイ!

そう思ってアステア、クロスビーはとにかく買ってたけど

どんどん出てくるので、もうええか~なんて思い出してた頃

だけどコレは『艦隊を追ふて』なんてなってるから

ただの誤植なんだけど、これは貴重かもと購入(ぜんぜんそんなことはない)

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こちらも梗概ではなく筋書

「桑港に艦隊が入港して・・・・」と同じ書き出しだけれど、以降は違っています

宝塚劇場とあるので系列と思いましたが、文面までは共有しないのかな

こちらは、総ルビではありません

こちらのこの言い回しがイイ「所がその踊り子が余人ならぬシェリーだとは神ならぬ彼は知らなかった。かくして・・・」

ラスト、東京では「目出度く納まる」けれどコチラは「芽出度く納まる」

どっちのメが一般的だったのか?地域性なのか?

また、コチラにだけベティ・グレイブルの名前が出ています

 

 エンタツアチャコは戦後に再映

bingcrosmymovie.hatenablog.com

 

そして、裏面

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特段、気になるほどの箇所はないかな

ん~、色の「オークル」? 白粉なのに「水」?

オークルは化粧品では一般的なようですね

 

2019/8/6 ヤフオク(500・180/2)