注意:結末まで書いています
もう年を越してしまったけれど、
年末の昼休みのAmazon Primeダウンロードは
クリスマスに合わせて『スイング・ホテル』
15分刻みで見ていくも、1回は音楽が入ってるんだな~
アマゾンだからか、最初のパラマウントのマーク無し
トップビリングは、パラマウント映画だからかビンクロ
あれれ?タイトルも無い!
原案になるのか、ここでのアーヴィング・バーリンは小さい
作詞作曲は大きく
製作・監督マーク・サンドリッチ
スタートは、クリスマスイブから
雪の舞う劇場前でアステアが軽くステップ
その劇場に出演しているのは、ビンクロとアステア
1曲目は
I'll capture your heart
もちろん、歌で射止めるのはビンクロ
踊りで射止めるのはアステア
でも、彼女からは歌だけじゃなくてダンスも
のリクエスト
アステアにはダンスだけじゃなくて歌もリクエスト
言われると
アステアも ♪ ババババン
まあ、二人ともダメだし
ビンクロはこの講演を最後に農場に引っ越す予定
去り際に歌い出して田舎のシーンに繋がるのは
② Lazy
ショウを続けるアステアとバージニア・デール
2人で踊るのは
③ You're easy to dance with
方やビンクロ、楽なはずの農場暮らしはトンデモなし
では、改装してホテル "Holiday Inn" を開業することに
舞台に上がりたいマージョリー・レイノルズを相手に
④ White Christmas
今までも続く名曲は、結構早いタイミングで登場
大晦日のショウ
⑤ Happy Holiday
カウントダウンでは
⑥ Let's start the new year off right
そこにバージニア・デールに逃げられたアステアが登場
べろんべろんの酔っ払いダンスを
マージョリー・レイノルズ相手に見事に披露
酔っては踊りの繰り返し
流石!アステア
酔いから醒めたアステアは
彼女こそ運命のダンスパートナー!
と、マージョリー・レイノルズを探す
が、ビンクロは彼女を渡したくない
となると、次のショウでは2人して黒塗り
歌うは⑦ エイブラハム ( リンカーン )
レコードではコーラス相手だけれども、映画では歌い繋いで
歌から、黒塗りは必然
良くできている
バレンタイン・デーの公演
⑧ Be careful it's my heart
リハーサル中にやってきたアステア
知らずに歌い続けるビンクロをバックに踊る
見ているコッチは至福の時間
それにしても、後ろからスッと入ってくる時の
アステアのカッコよさをなんと表現すればいいのか
映画ではもちろん三角関係に展開
アメリカ版DVDのジャケットはカラー化したこのシーン
2人でショウをしたいアステアの希望は
優雅なコスチュームで
ワシントンの誕生日には嘘はつけない?
⑨ I can't tell a lie
中世風のコスチュームで、優雅に踊るも
ビンクロの嫌がらせで急にジャズに
ここでもコミカルにこなすアステア
でも、ショウが終わればビンクロとマージョリー・レイノルズは恋仲
⑩ イースター・パレードは、1948年の同名映画で
アステアとジュディがニューヨークの街中を歌いながら歩く姿が印象的
こちらでは田舎道を馬車で行くのに
♪ まもなく5番街へ
なんて歌ってもネ
フォトグラファーも全くいませんし
独立記念日は爆発
まずはビンクロ
⑪ Song of freedom
映画製作は1942年と
太平洋戦争真っ只
でも、戦時色を感じるのは唯一このシーンのみ
ビンクロの後は、アステアとマージョリー・レイノルズのデュエット・パート
ところがその彼女、待てど暮らせどやってこない
アステアが怒りのソロ、爆竹ダンス
ここで7月4日爆発の伏線回収
ベルトはもちろんスカーフのアステア
ビンクロの策略は裏目に
アステアとマージョリー・レイノルズがハリウッド進出
夢のハリウッドは幻想的
映画だからか、舞台よりもハリウッドの方を「憧れ」として描いている
テレビで世界恐慌の映像番組を見ていると
ジーグフェルドは映画をとことん下に見ていたけど
あれは20年代だからか
感謝祭
自分のレコードにツッコミを入れながらの食事シーン
レコードは
⑫ I've got plenty to be thankful for
ハリウッドを訪れるビンクロ
ホリデイ・インがセットでそっくりに再現されている
そりゃあ、セット・イン・セットだもん
再現度100%は当たり前
違うのはツリーの位置だけ
これがキー
ここでWhite Christmasを歌うのは、マージョリー・レイノルズ
当初、この歌はビンクロではなしに彼女が歌うことになっていたとの話もあり
だけど、ストーリーの流れからはビンクロの歌ですね
最後は替え歌メドレー
ジ・エンドの後にキャスト