瓶具黒墨の映画はプログラムがオモシロイ!

ビング・クロスビー映画のプログラムを中心に関連グッズをアップしていきます

【映画館ニュース】愉快なリズム

今回はビング・クロスビーの映画『愉快なリズム』

この作品は戦前には日本で公開されているが

現在の日本では、DVD化・ブルーレイ化はされていない

よって、日本語字幕は無いけれど、英語字幕のみのアメリカ版DVDを視聴

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収録されているトレーラーにあるように挿入曲は6曲

その歌、ストーリーはCDを聴きながらの次回のブログで

今回のブログでは、次回予告の映画館ニュースを

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ブツは大阪座ニュース

ローマ字だけ見てるとサカザと見紛うようなデザイン力が魅力

次週22日公開の愉快なリズムの一場面

ビングとボブ・バーンズの二人の写真はコレクション基準にも合格

欲を言えば、写真よりイラストなんかで当時の雰囲気を感じたいけどね

 

ところで、RCAとニッパーくんマークは劇場の音響システム?

主張してますね

 

開くとこんな感じ

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時は戦前、もちろん右から左への横書き

惹句とともにイメージイラストも

ウシにタンデムするビングとフランシス

映画本編ではこんなシーンはありません

おお、良く見るとウシもイラストではないか

合成のイメージイラストは当時のニオイがプンプンしてきて大好物

しかし、二人のくるぶしの辺りの ○ は意味不明だ

 

惹句を読むと

「一頭八萬円と云ふ世界一の名牛相手に

(本編ではウシは値打ちもんでは無かったけど・・・英語理解できていない???)

 唄ふは百萬弗のノド!!」

(って、80,000円と1,000,000ドルじゃ価値が違い過ぎて並び立たないじゃないか~)

 

 

左にある『故郷』は二本立て?

都会の知識を田舎に持ち帰ると嘲笑される女性

時代なんだな~

そんな悲劇と二本立てって選択ミスじゃないのか

 

 

下には、控えしラインナップなんでしょうか

ビングの『ワイキキの結婚』もリストアップ

「・」と「、」を使い分けないから

すごい長い名前のヒトかと思ってしまうのではと危惧

 

裏面は「今週の映画」

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邦画の二本立てのようです

『不滅乃木』は短編おまけ?

梗概をサラッと読んでみると、ある程度のストーリーは書かれているものの

結末はいかに・・・

という〆で洋画のようにラストシーンをバラシているようなことはない

これは洋画邦画の違いなのか

たまたま映画館の方針なのか

ん~戦前の価値観というか常識は計り知れないぞ!

 

印刷・発行の記述はありませんが

今週の映画は

自 昭和12年6月15日

至 昭和12年6月21日

きっちり7日間なのに、次週は5日間

この違いも分からないぞ~

 

と、分からないことだらけだけど

だからこそなのか、

やっぱり、映画はプログラムがオモシロイ!

 

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