映画を見たタイミングで、手持ちのプログラムを整理していこうとしてたのに
この「わが胸は高鳴る」が全然進んでいなくて
映画を見たのは一体いつのことやら
今回は、前回の弁天座の一つ前のボリューム
12号を
「わが胸は高鳴る」は「吾が胸は高鳴る」の漢字で、近日封切として掲載
表紙は違う映画の女優です
このころの映画は、こういう風にジャンル分けされていたんですね
クラブ歯磨きの香味は近代的だそうですが
香味の表現として、それはどうなんだ
近代的な香りと味とは???
今だと前時代的に思えるのか?
謎ですね~
梗概を読んでみると
OLならぬオフイス・ガール
この時代、こういう風に言ってたんだ
(都会趣味)の「接吻とお化粧」では
巴里は青春と美と愛の聖地である
外国が遥か遠い地である当時の人にとってはこういうイメージなんだろう
しかも、パリじゃなく漢字の巴里だから
尚更、しっくり
いよいよ、近日封切で紹介
この時点では
なのか、単なる誤植か
「吾が」が漢字です
さて、惹句
過剰ですね、いいですね
拾ってみると
「こういう映画をこそ映画が送る娯楽の生命と申しませう。
新鮮明朗パラマウント映画中の映画。
ジャズ王ポール・ホワイトマン折紙付久方振りのクロスビィと鮮麗カーライルの
うた、おどりに、はつなつの清新な息吹をお感じになるに違いありません。」
続いて次週封切のルゴング
処女の踊りとは、また扇情的な
バリー島はバリ島?
蘭領インド?インドネシアじゃない?
今のインドネシア一帯は、戦前はオランダ領東インド諸島とのこと
さあ、ようやく最後のページ
君よ!知れりやジュノー香水
今の世にある群小香水と同一に論じたもふなジュノー香水
なんとも挑戦的な
もう言ったもん勝ちの世界ですね
裏表紙の公告は、イメージガールにマレーネ・ディートリヒ
許諾なんて無しでしょうね
まあ、使ったモン勝ち
自由奔放というか勝手放題の戦前モノは
やっぱりオモシロイ
2019年5月26日到着 ヤフオク(350)