邦題「戀と胃袋」として戦前には公開されていたけれど
現在、日本版のDVDがあるでもなし
と、前回の「響け應援歌」に引き続きアメリカ版DVDを視聴
ヘンな邦題だけど、無人島に漂流した男女が食料に困りながら恋していくからかな?
マドンナとガイ・リッチーの蜜月時代に撮ってた「流されて」みたいな展開
1934年パラマウント
ヒロインにはキャロル・ロンバート
エセル・マーマンも脇役で歌を披露
エンドロールの際に気付いたので意識して見てはいないレイモンド(レイ)・ミランドが添え物的なふがいないプリンス・マイケル役で出演
歌のシーンを拾ってみると・・・
いきなり、模型感丸出しの客船の映像からその甲板へ転換
ビングと周りの水兵で It's a lie~A sailor can't be true to any one girl
エセル・マーマンのラテン・ソング
他の色んな歌のサビのところを盛り込んだ I positively refuse to sing
船のオーナーに歌わされる May I
ペットのクロクマの毛づくろいをしながら She reminds me of you
漂流中に Goodnight lovely little lady
浜辺で掘っ立て小屋を並べて作る際に Love thy neighbour
~エセル・マーマンの歌へ
岩で釣をしながら May I
夜の浜辺で Once in a blue moon
「響け應援歌」と違って歌のシーンが多くて日本語字幕が無くても結構楽しめる
ただ、ジョージ・バーンズとグレイシー・アレンのシーンだけは訳が無いとしんどい
ジャングルのトラップとか視覚に訴えるシーンは面白いんだけど
またしても、ビングは腕っぷしまで強いストレートな二枚目役
キャロル・ロンバートは神々しいまでにキレイだけど
この時代の女優はみんなこんな感じなのか
DVDですが、1枚に3本収録
もっと、スゴイのが普通のトールケースに5枚入っている!