瓶具黒墨の映画はプログラムがオモシロイ!

ビング・クロスビー映画のプログラムを中心に関連グッズをアップしていきます

【プログラム】ブルー・スカイ ~ 遂に中点付けちゃったフォーレン・ピクチュアー・ニュース(外国映画社) ~

B5サイズ、挟み込み(糊、ホッチキスなし)

12ページ(表紙含む)

発行兼編集人: 松本豊吉

発行所:株式会社外国映画社

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表紙をめくったページは全編英語

左のダンス写真は過去のアステア映画から

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THE CAST   THE CREDITS はプレスシートと同じ

 

次のページでは

おお!

 

タイトルがついに中点「・」入りに!

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「解説」はバーリンの曲紹介とドッキングさせているけれど

プレシートと基本同じ

前回の国際出版社=ピカデリー版とは、ドッキング後も同じ

唯一異なるのが、デッカレコードの宣伝

「映画音楽なら.  .  .」とあるのに

本映画『ブルー・スカイ』なし

ざっと見た感じ

DE-53 の第3の男から

DE-237 ジャニ―・ギターまであるから

直近発売モノではなさそう

 

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「ストーリー」もプレスシート、そのまま

よって、

ラストシーンまで克明に記載


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さて、焼き直しの文章が続くのかと思いきや

作曲家バーリンの紹介はココでしか登場しない

「19歳の時の印税が37セント」などとやけにリアル

 

監督の紹介は、読みもハイスラ―とするオリジナル

フィルモグラフィ―まで載せちゃったから

ブルースカイが46年の作品ってバレちゃった

 


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クロスビーではなく、クロスビイとしているキャスト紹介もオリジナル

生年1904年(当時はこれが通説)、ゴンジカ大学と今とは違う表記もあるけど・・・

他にも「ラジオは笑う」と「キング・オブ・ジャズ」の順番が逆になったりはあるけど

フィルモグラフィ―は、かなり詳細

『ブルウ・スカイ』ってなってるけどね

でも『渇望』なのか?

そんなタイトルになりかけてた?

ピカデリーでは次回公開のタイミング

活字が出回って状態で耳で覚えただけ?

そして、その渇望で「マーロン・ブランド

アカデミイ賞を競っている」と現在進行形

 

アステアの紹介もかなり詳細

こちらはキチンと『ブルー・スカイ』

でも、『ロバータ』の位置がおかしかったりするぞ

イースター・パレード』も

と思っていたら(順不動)と出た

だから『青空に踊る』が2回出るんだ

 

ビリー・デ・ウルフ、オルガ・サン・ファンともに

これまた詳細

オルガのフィルモグラフィ―に

『氷上円舞曲』ちょうど1948年とあるので

皇帝円舞曲の間違い?と調べたら、

モンテクリスト伯爵夫人と英題の映画あり

 

これ、ジョーン・コールフィールド無視でいいのか


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裏面全面広告は、東芝マツダランプ

東芝なのに松田?

MAZDAアメリカGEの白熱電球の商標とある

なので、由来は松田ではなく古代ペルシャの神様

クルマのマツダがZなのも、このためらしい

 

東芝がこの名称を使ってたのは1913~1962年

1957年には歌まで作られてたので

プログラムの時の1955年は勢いあったんでしょうね

 

 

2017/9/2 ヤフオク(1000・同梱)