なんだか到着記事ばっかりになってしまっているこのブログ
本来は、昔のプログラムって、よく見るとなんかヘンよね
といったところを記録していくもの
なので本来のスタイルに
今回は、先日見なおした(とは言え見てから3か月)ブルースカイ
1946年の映画だけれど、日本公開は1955年4月1日
『ホワイト・クリスマス』のヒットにあやかって
1955年はまだまだプログラム時代
なので結構な種類があるも
まずはやっぱりこれ、プレスシートから
三つ折りB5サイズ(少しコブリ)
発行・印刷日、編集・発行者等の記載は一切なし
ブルーなだけあって、このページのみ青色に着色
「ブルー」と「スカイ」の間の「♪」はデザインなのか?
場所がジャストすぎて『ブルー・スカイ』なのか『ブルースカイ』なのか
どっちなんだ~
めくったページは全編英語・・・
ではなく左下にカタカナ
おお、点は無い
その左には、スタッフ、キャスト、解説、ストーリー
スタッフとキャストは英語記載の人物を漏れなく
「潤色」って聞かないけど、話をモルようなヒトかな
英語ではアダプテーション
解説では、ホワイト・クリスマスやバンド・ワゴンを出しているし
「名花ジョーン・コールフィールドが久しぶりに登場」などと
あくまで新作と読ませる文章
もちろん製作年には一切触れられていない
ストーリーは梗概とはしていないが
「ハッピーエンドに終わった事は言うまでもない」などと結末まで記載
挿入曲に邦題「美しい娘はメロディーのようだ」と命名
「ヒート・ウェイべ」はご愛嬌
裏面には「スター・メモ」
・「いろいろの仕事をして、人生修行をしていたが」と苦労人のように書いてある
・生年が1904年
・この時には「ビング・クロスビーファン・クラブ」があったんですね
・公開予定とされている「喝采」は2週間後の4月15日からの公開
でも、冒頭の文章では公開されている感じ
・「良家に育ったので、教育は家庭で受け」とあるが、小さい時から舞台で忙しかったので小学校とかに行けなかったんじゃないか
オルガ・サン・ファン
最後に「楽しく、32曲のバーリンの名曲」として収録曲がABC順に記載
「この映画のために新作された曲」も間違いない4曲に★
ここでは『ブルー・スカイ』と点あり
プレスシートはプログラムほどに面白くはないけれど
やっぱりどこか抜けている