瓶具黒墨の映画はプログラムがオモシロイ!

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【一覧】シンガポール珍道中 ~ようやく4種、見ないなあ~

キネ旬ムックによると

本邦初公開は、1950年(昭和25年) 5月2日

今ならゴールデンウィーク真っ只中だけれども

当時あったんだろうか・・・

国民の祝日に関する法律の施行は1948年

と、休みはあったようだけど

ネーミングは1951年に大映の映画ヒットから

 

 

先日入手した横浜日活映画劇場版は

印刷発行ともに、その年の4月25日になっている

もう1本の『歓呼の球場』は今調べてもその日が公開日

方や珍道中、ちょうど1週間前

でも、公開しててもおかしくないのかなぁ

お、表紙の落書き(メモ書き)は4月30日

フライングしたんでしょうか?

 

 

ここからは、フィジカルを基にしたフィクション

 

野球繋がりで専売公社の一面広告取れたんだから客呼ばにゃあ

歓呼の球場1本じゃあ心もとないな

シンガポール珍道中なら東京圏は来週からだし

1週間はフィルム遊んでるよな

試写見たら、本国一発目なだけあって

キャラも決まってないし、ありゃダメだ

あの珍道中は1本では客来ないぞ

二本立てにしたらカッコはつくかもな

プログラムもドティの露出多めを使ってたら、それなりに売れるだろう

イラストも特徴あるジェリー・コロンナでいいじゃないか


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あ、なんか言われるのもめんどくさいから

公開日は載せんとこう

 

 

さて、東京圏はテアトルニュース

こちらの発行日はきっちりと5月2日

公開日もキッチリ守るからには

中面にも記載「テアトル渋谷2日から8日」

とはいえ、1本じゃあ心もとなくこちらも二本立て


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プログラムの売れ行きは露出よのお

モノクロにしか印刷できんけど

 

 

同じ5月2日でも

オレらは1本で勝負!の日劇

プログラムも高くたって売れるんだ

カラー印刷に限る、デザインはスマートに

ロマンチック・コメディみたいにしとけばいいんだ

メタボリンもカラフルなら広告料も取れる取れる


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まあ、コメディだからカラフルな方がいいけど

紙も上質じゃないし黄色とピンクの2色だけで十分

地方館でも使えるように発行日は御法度

館名の代わりに「アメリカン・ピクチュア・ニュース」って入れときゃ

みんな満足しよるって

裏は、武田薬品が広告載せてくれるけど

地方だったらビタミン剤でもシーメタやろ


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