今回のブツは、ヤフオクに出品された8mmセット
もちろん、そんなモノを再生できるキカイは持ち合わせていない
悩むことなく不要品
だけど、左のジャケットなんてイラストがレトロでいいじゃないか
実用性のないフィギュアみたいなモノと思えばアリか
なんて考えで入札したものの
そんな風に考えるヒトは他にいないようで
誰とも競ることなくめでたく落札
後は、仕舞われるだけだからその前に細かく見ておこう
2つともに箱に入っている
それはそうなんだけど形状が違う
拙い言葉で説明しようとすると
こちらの黄金の雨は自分的には「箱」
そしてもう一つのブルー・オブ・ザ・ナイトは「ケース」
そんなイメージだが
なんだかチコちゃんに叱られそうだ
この際だからと「箱 名称」として検索したところ
近代紙業株式会社のメーカー・サイトに求めていた箱の名称が記されていた
こちらの黄金の雨は「身ふた式(C式)」
実際の形状はこう
8mmが入ってる方は「本体」と呼ぶらしい
「蓋」は開けたり、取ったりと言葉としても使うけど
「本体」は、不動だからか、そんな風には使わない
「8mmを箱に入れる」とは言っても
「8mmを本体に入れる」とは言わない
さすが、プロ・サイトだ
その本体の裏側は白地のまま
蓋の側面には色々な情報が書かれている
400reel
sound
b/w
この4つの単語でパッと分かるのは、b/w の白黒
sound っていうのは、音声も入っていると言うことか
さすがにビングの映画で音がないのはありえないだろう
上の2つは意味が分からない
検索すると、富士フイルムの「8ミリをDVDにダビングサービス」サイトに当たる
曰く、8mmには「スーパー8」と「シングル8」があり、
「スーパー8」は、イーストマン・コダックが提唱
400reelは、400フィートの長さと言うことでメートルにすると320メートル
富士フイルムのサイトによると、この400フィートのリールであれば録画されているのは 20分から40分
となると、映画がまるまる収められているわけではなさそうだ
こうなってくると、DVDに変換してどのようなものなのか見てみたい気もするが
なにぶん高い & 市販のソフトはダビングしてくれないとのこと
ちなみにサウンド付きフィルムには、端に茶色い磁気の線が入っているらしい
続いて少し小ぶりなブルー・オブ・ザ・ナイトを見てみよう
まずはケースから
先の企業サイトによると、これはキャラメル式
上部を見るとこちらも
イーストマン・コダックの「スーパー8」
映画はもちろん白黒、でも次の「サイレント」って何?
下には映画のヒット曲3曲が書かれているし、ビングの音楽映画に
音がなけりゃ意味がない
底部を見ると「サウンド」って言うスタンプが押してある
「サイレント」って印刷しちゃったけど
黒地に白抜きの方は修正のしようがないから、こちらにスタンプしたってところか
実際、先程のネットにもあった茶色い部分が穴の横の透明なところに見える
こちらは200フィートのリール
裏面にはカタログ
ならば、ホラーはハマープロ
コメディーにはピーター・セラーズ
う~ん、クリフ・リチャードって本国ではコメディー扱いなのか?
他に出品されても、もう買わないだろうけど
色々調べると8mmもオモシロイ
2020年6月18日到着 ヤフオク(1,800・870)