瓶具黒墨の映画はプログラムがオモシロイ!

ビング・クロスビー映画のプログラムを中心に関連グッズをアップしていきます

【ドイツのパンフレット?】 スイング・ホテル


イメージ 1

A5サイズ 二つ折り 4ページ
全てドイツ語

すっきりと単色で印刷されているため
日本のピンク人間のような気持ち悪さはありません


この表紙を見るとタイトルは "MUSIK MUSIK!" なんでしょう

右上の "FILM BUHNE"
eBay でドイツ版のパンフレットを見ていると
この言葉とナンバーがセットになっている表紙がほとんど
意味調べると、「段階」「防波堤」って出るのでイマイチ分かりませんが
シリーズのタイトルみたいなもんでしょうか
そのシリーズの(何が1年目か分かりませんが)3年目の18冊目?

検索かけると、色々とヒットはしますがドイツ語サイトばかりで???
たぶんこうだろうで落ち着いてます


最終ページの再下欄に発行データのようなことが書かれていますが
ここもドイツ語
発行年のような数字もありません
ミュンヘンと唯一読めるのでそこで発行されてるんでしょう

ただ、一文だけ英語で military government により承認とあります
ちゃんと承認してもらってますという占領軍(アメリカ軍)へのアピールなんでしょう
ここでアメリカ軍等によるドイツ占領を調べてみると
降伏(1945年5月8日)から東西ドイツ成立(1949年)までとある

日本、ドイツどちらも敗戦国であった状況を考えると
敵国アメリカの映画を上映するのは、戦後
終戦の年(1945年)か翌年から再開となると
これはその3年後の18番目のパンフレット

そうなると、発行年は1947年か1948年
もし、その時代が正解だとすると手元にあるものは凄くいい状態
戦後の紙事情が日本とは違っていたのかもしれません


開いてみると
イメージ 2

左下にキャスト、右下に監督、音楽、脚本
他は全てドイツ語ですが、あらすじが書かれていると思います

デザイン的には、五線譜と音符を使ってミュージック・ミュージック

イメージ 3

裏面にも中面からのあらすじが続きます(たぶん)

再下欄には、件の発行情報があります(たぶん)


全く読めないため、楽しみようがない
せめて日本のような広告があればまだ楽しめるのかも・・・

写真使ってキレイにまとまっているんですが
下手くそなイラストが載ってる方がアジがあって好きだな

ということで、日本のプログラムがやっぱりオモシロイ


到着記事はこちら