先日、変種違いの『喝采』をゲットしたけれど
こと『喝采』に関しては亜種も多数
早速、一覧にすることに
日本公開は1955年(昭和30年)4月15日
年始放映のNHKドキュメンタリー「素顔のグレース・ケリー」では
オスカー授賞式の映像も
その日付けは、1955年3月30日
公開まで2週間!
それだけの間にオスカーまで印刷していたのがオドロキ
まずは一番よく見るピカデリー(B.L.C映画部)版
表紙をめくると、違う紙質で「4/15カミングスーン」と英語で書かれた1枚が糊付け
裏表紙の裏面の広告が違うラリー・アドラー版もある
このポートレートで額縁が違う国際出版社版
邦題だけでなく、出版社の表記すらない仮称でんえん版
同じ衣裳だけど、グレースの角度が違うのは新世界出版社
同じ新世界出版社の変種違い
衣裳の色目が違ってA4サイズになるので実際はずいぶん違って見える仮称グンゼ版
中面の広告からおそらく大阪
A4サイズの「大阪松竹座」版にも出版社名なし
上のグンゼ版の全身座像
同じ衣裳で右からの外国映画社「フォーレン・ピクチュア―・ニュース」版
全然絵柄が違うアメリカン・ムービー・ウイークリー版
でも、全身立像のグレースの衣装は同じだ
お!これも新世界出版社
そうなると、これも変種ということになるな~
オリオン座と一緒のレベルじゃないから変種・品種の区分けは見直すべきかも
(勝手に決めてるだけだけど)
最後は日本映画宣伝社版
唯一笑顔のグレースです
男二人は対照的だけど