ヤフオクで「戦前の映画」なんて検索してると、その時代の雑誌なんかも引っかかってくる
そこで発見したのが、標題の号
奥付があったので見てみると
大正15年12月5日印刷納本
大正16年1月1日発行とある
これなら、理屈は合う
裏表紙全体を確認して見ると
薬の広告なんだけど、なんだ「花柳病」って
と調べると、風流な呼び方をしてるけどつまるところ性病
だが、むかしは花柳病予防法なる法律まであったようだ
その法律は、性病予防法に更新
更に今では、感染症法というなんとも当り障りのない名前に更新されているようです
文章読んでみると
根治しようと思う方は忍耐強き節制をしたうえで薬を
となっている。そりゃそうだ
それはさておき、この薬を出している星製薬株式会社とは
人民は弱し、官吏は強しの星新一先生の親会社ではないのか
そう思うと、心なしかイラストも真鍋チックに見えてくるぞ
で、この真鍋型紳士然とした方たちがイラストになっている雑誌はというと
「スクッセ」
この時代からこの言葉があったのも少々驚き
伊藤晴雨も書いてるようで、少し惹かれましたが
みるみる値段が上昇
今回は、画像を拝借して驚きをとどめさせていただきます