瓶具黒墨の映画はプログラムがオモシロイ!

ビング・クロスビー映画のプログラムを中心に関連グッズをアップしていきます

【映画】Here Is My Heart

今回の映画も戦前には「わが胸は高鳴る」として日本でも公開されていたモノ

今現在、日本語字幕が付いてるDVDがあるのかというとそういうモノは無い

このため、またアメリカのDVDを英語字幕で鑑賞

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では、映画を見ていきましょう(ネタバレ載せてます)

タイトル終えてすぐに、ビング登場

"We are not dressing" に続き、今度も船乗りの役?

いえいえ、今回は船長さんの帽子をかぶっているから水兵ではなさそう

ここで1曲目の "June in January" を歌います

何役?と思っていると、どうやら船のオーナーですごい金持ちの様子

そのお金持ちビングは "to do リスト" を作っていて

することと言えば

「赤道線の上で魚を釣る」みたいな馬鹿げたこと

この流れでピストルの片方を求めてモンテカルロへ戻ることに

戻る船上でレコードに合わせて2曲目の "Love Is Just Around The Corner" を

途上には女性(セシリア・パーカー?、後で、ファイヴ・アンド・テン・セント・ストアのプリンセスと紹介される)とデュエットを披露

 

モンテカルロのホテルに着いて、レコードと "June in January" を掛け合い

ホテルのエレベーターで一目惚れしたキティ・カーライルはギターを弾きながらオペラチックに歌ってる

ここで金持ちビングは、ロシアのお姫様であるキティ・カーライルに近づくためホテル丸ごと買っちゃいます!

一体、どれだけ金持ちなのよ

給仕のふりをして、ルームサービスのカートを押しながら "With Every Breath I Take" を

同じ曲を今度はピアノを弾きながらキティ・カーライルに歌い、途中デュエットに

良い雰囲気になった二人はキスするのだけれど

「ロシアでは、無礼をするとシベリア送りになるんだ」と、怒らせることに

そのままでは近づけなくなったビング

今度は口髭をつけて、変装してまで続けます

オウムに餌をやりながらの "Love Is Just Around The Corner" 

ピアノを弾きながらの "With Every Breath I Take" が再度挟まれ

なんだかんだあって大団円

To Do リストの ”プリンセスと結婚" にもチェックが入り

船上で二人が、 "June in January" を歌って The End

 

と、この映画は3曲を使いまわすスタイル

収録曲は、コチラにありますが、デッカへの正規録音のみf:id:derbinglejp:20200603185925j:plain f:id:derbinglejp:20200603185939j:plain

元々の録音なのか、このCDの元ソースのせいなのか

音は痩せた感じに聞こえます