アステア関係が続いていますが、整理できていなかったところをこの勢いで
上部に「映画之友・7月號・映画主題歌楽譜・NO8」とあるように
雑誌の中綴じ付録です
ヤフオクの楽譜をメインに扱っている出品者から
即決で好みの関係(まあ、アステアとビングですが)を
ドバドバ出されていたのを発見
先を越されたら悔しすぎると、急いで入札したのを覚えていますが
一緒に出ていた好みではない楽譜は、今でもクルクル回っています
本来の姿は、雑誌「映画之友」と一体になっているのですが
出品時には、この楽譜のみ
欲しいのはココだけ
かと言って、雑誌ごと買うと
そこからバラしてというのは
コレクター心理的に中々困難
なので、最初からこの形で
しかも、雑誌丸々よりも安価なら
歓迎すべきこと
で、この歌はロバータ?
そんなタイトル曲あったかな?
内田岐三雄訳詩とある歌詞を見ていくと
最後に、 ♪ 眼にしみるは アア煙り
とあるので、アア スモーク・ゲッツ・イン・ユア・アイズ
♪ 恋のまこと 誰れか知る
と、マア格調高く始まって最後まで
二つ折りになっているので開いてみると
楽譜になります
おお、これはスゴイ
先ほどの格調高き訳詞たちが、きちんと音符に乗っています
あまりにきっちり乗ってるので
試しにCD流して英詩に合わせて歌ってみると・・・
歌えます(高音なので歌いにくいですが)
最後に裏表紙を
こちら側だと、アイリーン・ダンが3番目のように見えます
アステア=ロジャースの方が人気あり?
言葉が分からない歌よりは、見るだけのダンスの方が人気に直結しそうだけど
その下の惹句は、やはり時代がかっていると言いますか
ついつい目がいきます
戦前モノなので、右から左への横書きですが
読点って初めて見たかも
この点の形は、左から流れてくるものを受け止める形だと再認識
手書きしてたら、こっち向きには点打てないよ
というか、そもそも昔の人は手書きで横に書いてたのかしら
ひらがなにしても漢字にしても左から書き始めるのに
左へ左へ横書きなんて考えられないな
手書きするときは、縦だけだったのかしら
と、疑問が沸々と
この時代、「魂」も沸かすものなのか
「血沸き」は今でも聞くけど、うーん
それとも「恍惚魂」という特化したものは沸かすのか
と、さらに疑問が湧き出てきますが
完全に、アステアの話でも映画のプログラムの話でもなくなってきましたので
ここいらで
※ 雑誌本体が無いため、発行年は不明
2018年12月20日到着(400)